§大会規定§

■1.大会に必要なアイテム
【 ★必ず必要なもの 】
参加者は、以下のアイテムを必ず各自で用意しなければならない。

●ユーザーID
初めて「遊戯王OCGデュエリストキングトーナメント」に参加する場合、参加店舗でユーザーIDを登録する。

●40枚以上で構築されたデッキと15枚のサイドデッキ
デッキ構築に使用できるカードは以下の「遊戯王 オフィシャルカードゲーム」に限る。
1.遊戯王 オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ
2.Yu-Gi-Oh! TRADING CRAD GAME
(英語版・フランス語版・イタリア語版・スペイン語版・ポルトガル語版・ドイツ語版)
3.Yu-Gi-Oh! OFFICIAL CRAD GAME (韓国語版)
※上記3種類の「遊戯王 オフィシャルカードゲーム」から2種類以上の言語のカードでデッキを構築する場合は、カード共通面が隠される『カードプロテクター』の着用を義務づける。
※カードにシールを貼る、マーキングを施す等の加工を施したカードは使用できない。

●ライフポイントの合計を記入するための筆記用具
ライフポイントの推移を記入するためのメモ用紙と、ボールペン鉛筆などの筆記用具。
※大会では電子計算機のみを使用してのライフポイントの記録を禁止する。

【 ★場合により必要なもの 】
参加者は、自分のカードの効果処理に必要なアイテムを各自で用意しなければならない。

●コイン
表と裏がハッキリと区別できるもの。

●サイコロ
市販の6面体サイコロ
※出目に偏りが出るように加工されたものは使用禁止。

●トークン
カウンターやコインなどを必要数用意する。

●記入済み 「デッキ記入シート」
大会主催者が提出を義務付けた場合に、参加者は大会に参加するデッキ内容を報告する。

■2.大会ルール
【 A.大会ルール 】
●大会ルールは 「新エキスパートルール」 を採用する
※ルール詳細については、ルールブックVer2.0を公式ルールとして採用する。

●大会は1マッチ(2デュエル先取/最大3デュエル)で勝敗を決定する

【 B.デッキについて 】
●大会に使用できるデッキ
・1つの大会を通して使用できるデッキは1デッキのみとする。
・大会主催者が提出を義務付けた場合は、参加者は大会に使用するデッキ内容を「デッキ記入シート」に記入し報告しなければならない。
・「デッキ記入シート」 に記載されたカード以外からのカードの使用は、デッキ、サイドデッキ、融合デッキの全てにおいて使用禁止とする。

●各ラウンド(マッチ)毎のデッキ初期化
・前ラウンド(マッチ)で入れ替えたカードは、初期のデッキ・サイドデッキの状態に戻すことを義務づける。
・各ラウンド(マッチ)1デュエル目の開始前にデッキとサイドデッキとのカードチェンジは認めない。

【 C.制限時間 】
●大会では、1マッチ(最大3デュエル)の制限時間を40分とする
・デュエル間のインターバル時間(サイドデッキとのカード入れ替え、シャッフルに費やす時間)を含む。
・大会では、インターバル時間の最大を3分までとし、円滑なデュエルの進行を心がける。

●デュエルの進行を引き延ばす行為には、「罰則」が適用される
・故意の有無にかかわらず、過度の長考や無駄の多いプレイングなどによって、対戦時間を著しく浪費している場合、審判の判断によって「注意」から始まる罰則が与えられる場合がある。
・対戦相手が対戦時間を引き延ばしていると感じた場合は審判に確認を行う。

●制限時間40分を過ぎた時点で、マッチの勝利条件を満たさない場合の処理
以下の手順に従ってデュエルの勝敗判定を行い、デュエルの勝敗数によってマッチの勝者を決定する。

[判定1]デュエルの途中で制限時間が終了した場合のデュエルの勝敗判定
1.そのターンの終了まで継続。
2.ターン終了時に勝敗が確定していない場合「エキストラターン」に突入。
3.エキストラターン → 相手ターンから数えて3ターンを実施。
4.エキストラターン(3ターン)が終了した時点でのライフポイントの多いプレイヤーをデュエルの勝者とする。
5.エキストラターン(3ターン)が終了した時点でお互いのライフポイントが同じ場合は、そのまま継続してサドンデスに突入。
※ライフポイントの増減が発生した時点でデュエル終了。ライフポイントの多いプレイヤーをデュエルの勝者とする。
※エキストラターン突入条件:限時間終了時点でライフポイントの優劣があっても、そのターンエンドまで継続する。ターンエンド時点で勝利が確定していなければ、必ず3ターンのエキストラターンに突入する。
※サドンデス中の判定: ライフをコストとして支払う場合もライフの増減となる。コストを支払った時点でのライフポイントの多いプレイヤーがデュエルの勝者。
※エキストラターンの結果、デュエルの勝敗数が1勝1敗になった場合には[判定2]の処理を経てマッチの勝者を決定する。

[判定2]デュエル開始前(デッキ調整時間中)に制限時間を迎えた場合の勝敗判定
1.「エキストラデュエル」 → 4ターンを実施。
※ライフポイントは8000から開始。4ターン継続し、終了時でのライフポイントが多いプレイヤーがデュエルの勝者。
2.エキストラデュエル(4ターン)が終了した時点でお互いのライフポイントが同じ場合は、そのまま継続してサドンデスに突入。
※ライフポイントの増減が発生した時点でデュエル終了。ライフポイントの多いプレイヤーが勝者。

[判定3] 片方のプレイヤーが1勝0敗の状態、2デュエル開始前(デッキ調整時間中)に制限時間を迎えた場合の勝敗判定
1.1勝したプレイヤーがマッチの勝者。
【 D.デュエルの手順 】
●デュエルの手順は以下のステップを順に実行する
1.対戦相手と握手をする。
2.各プレイヤーは、対戦相手に自分のサイドデッキが15枚ジャストであることを示す。
3.各プレイヤーは、自分のデッキを対戦相手に見える位置でシャッフルする。
※この時にカードを確認しながら並びを入れ替えシャッフルする等の行為は禁止する。
例/「モンスター」「魔法」「罠」の各種別のカードを振り分けてからシャッフルを開始する。etc.
4.各プレイヤーは、対戦相手に自分のデッキをカットしてもらう。
※この時に対戦相手は、過度なシャッフルを禁止する。
5.ジャンケンを行い、勝ったプレイヤーが先攻・後攻を選択する。
6.各プレイヤーは、デッキの上から手札として5枚のカードを引く。
※手札カード5枚を引いてからの先攻・後攻の選択を禁止する。
※2デュエル目以降は、直前のデュエルの敗者が先攻・後攻を選択する。
7.先攻プレイヤーターンからデュエルを開始し勝敗を決する。
8.各プレイヤーは、インターバル(デュエルとデュエルの間)にサイドデッキを使用してデッキのカード交換を行うことができる。
※この時、交換前と交換後のデッキ枚数が同じにならなければならない。

●進行中の注意
1.デュエル中に不明点/質問がある場合、またはルール上でプレイヤー同士の意見の相違がある場合は、その場で審判の指示を仰ぎその指示に従う。
2.プレイヤー同士が間違いに気がつかずに処理を行い、その後デュエルが進行してしまったカード効果処理・ポイント計算等の事項については、デュエルを巻き戻しての審判を行わない。
3.デュエル終了後の不服申し立てには審判は一切応じない。
4.デュエル中の行動については、必ずお互いのプレイヤーに確認を取りながら行動する。
5.1ターン中の戦略考察時間は3分間を目安とする。これは1プレイに費やす時間を指すものではない。1ターン中の度重なる長考は審判の裁量により罰則の対象となる。

■3.カード制限
●代用カードの使用禁止
デッキ構築に使用するカードは全て「遊戯王 オフィシャルカードゲーム」を使用しなければならない。 代用のカードや、カード(カードスリーブ・カードプロテクター)にシールを貼る、マーキングを施す等の「遊戯王 オフィシャルカードゲーム」に加工を施したカードの使用を禁止する。

●枚数制限のあるカード
大会では、デッキ構築に枚数制限のあるカードを「禁止カード」「制限カード」「準制限カード」として設定する。
「禁止カード」はデッキ・サイドデッキの構築に使用できない。
「制限カード」はデッキ・サイドデッキを合わせて入れられる枚数は1枚まで。
「準制限カード」はデッキ・サイドデッキを合わせて入れられる枚数は2枚まで。
※以上のカード群は「禁止・制限カード一覧」を参照の事。

●カードスリーブ・カードプロテクターの使用について
プレイヤーは、カードスリーブ・カードプロテクター(保護カバー)を使用することができる。 ただし、「遊戯王 オフィシャルカードゲーム」 から2種類以上の言語のカードでデッキを構築する場合は、ゲーム共通面が隠されるカードプロテクターの着用を義務づける。 また、カードスリーブ・カードプロテクターの中に使用するカード以外のものを入れてはならない。カードスリーブ・カードプロテクターに加工を施すことも禁止する。

カードスリーブ・カードプロテクターを使用する場合は、必ずデッキ (融合デッキ・サイドデッキを含む) に使用するカード全てに対して、同一のカードスリーブまたはカードプロテクターを使用しなければならない。

■4.禁止事項と大会中のマナー
●反則・違反行為について
代表的な反則・違反行為については「大会罰則規定」を参照。

1.指定された集合時間に対する遅刻。
2.対戦相手に対して「せかす」「罵倒する」等の行為を行う。
3.1ターンに3分を超える戦略考察を行う。
これは1プレイに費やす時間を指すものではない。
1ターン中の度重なる長考は審判の判断により罰則の対象となる。
4.デュエル間のインターバル中のカードの入れ替え・シャッフルに3分以上を費やす。
5.トーナメント中に「デッキ記入シート」に記載したデッキ内容に変更を加える。
6.シャッフルやカットの際に故意にカードを見る。
7.カード内容を故意に偽って表現する。
8.ライフポイント・手札の枚数を故意に偽って表現する。
9.自分または相手のデッキから引かれるカードを操作する。
10.デュエル中に観戦者等の第3者からアドバイスを受ける。
または、デュエル中に観戦者等の第3者に話しかける。
11.何らかの印のついたカードまたは、カードスリーブ・カードプロテクターを使用する。
12.カードスリーブ・カードプロテクターの中に使用するカード以外のものを入れる。
13.プレイ中にカードまたは、カードスリーブ・カードプロテクターに印を付ける。
14.「禁止カード」「制限カード」「準制限カード」の枚数制限を越えたカードをデッキ構築に使用する。
15. いかなる理由にかかわらず、39枚以下のデッキ枚数でデュエルを行う。
16. デュエルフィールド上に、デュエルの進行に必要の無い物を置く。

●大会中のマナーについて
過度なマナー違反に対しては審判の判断により罰則が適用される。

1.大会会場のルールに従う。
2.対戦中の飲食は行わない。
3.対戦中にトイレ等の理由で離席する場合は、対戦相手と審判の承諾を得る。
4.無断で対戦中に対戦相手のカードを触らない。
5.常にスムーズなデュエル進行を心がけ、フェアなデュエルを心がける。
6.対戦相手に不快感を与えるプレイングは行わない。
7.デュエル終了後は、必ずデッキをチェックしカードの過不足を確認する。


以上

2005.10.20 改訂
2005.11.01 適用

▲戻る